SMBv1脆弱性対策(サーバ:Linux、クライアント:Win10)


仕事がらSMBv1脆弱性対策を実施する検証を兼ねて、自宅鯖に実装してみました。
比較的簡単なんですが、忘れそうなので備忘録として、書いておきまっする!(笑)

【環境】
・サーバ: Ubuntu 11.04
※かな〜り古いですが、最新の場合でも設定にそんなに差がないかと思います。
・クライアント: Win10 Pro 64bit

【設定】

・サーバ
① /etc/samba/smb.confの編集
[global]配下に下記を追記
min protocol = smb2
②smb(d)とnmb(d)を再起動

・クライアント
① コマンドプロンプトで、sc.exe qc lanmanworkstationで状況確認
MRxSmb10がSMBv1で、MRxSmb20がSMBv2が有効となっています。
環境によって、表示状況は変わります。
よって、MRxSmb10がSMBv1を無効にします。

②「システムツール」→「コントロールパネル」→「プログラム」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」で無効化
SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」のチェックを外す

③再起動後、コマンドプロンプトで、sc.exe qc lanmanworkstationで状況確認
MRxSmb20がSMBv2のみが有効となっています。

【接続確認】
クライアントからNextFTPなどでサーバに接続できるか確認します。

・サーバのsambaのlogで確認
/var/lob/samba/log.xxx
xxxは環境によって変わります。

・クライアントからドライブ割り当てしたフォルダを開きます。

無事、接続不可となりました。
なお、僕は基本、ftpツールでアクセスしているので、現状OKです。

ただ、古いサーバ・クライアントを使っているとsamba接続できなくなるので、正直微妙です(笑)

よって、切り戻しています(;^ω^)(笑)

結局、FWでアクセス制限しました(笑)
下記はどっちでも、どちらも設定しても問題ありません!

① /etc/samba/smb.confの編集
[global]
# 許可するIPレンジとルータを除外
host allow = 192.168.1. localhost EXCEPT 192.168.1.1

②ufwに追加
ufw allow from 指定したいIPアドレス to any app samba
但し、下記のポートを纏めたものなので、ポート番号で指定する場合は下記を指定してください。
137/udp
138/udp
139/tcp
445/tcp


 
 

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